20人が本棚に入れています
本棚に追加
何も知らなかった だからこそ僕は幸せだった
全てを知っていた だからこそ君は誰よりも強かった
信じれば裏切られること それは誰もが知っている
それでも・・・唯、信じていたかった
たとえ間違っていても 過ごした日々は大切な物だから
「さよなら」する気はない
たとえ裏切られても、それしか道がないのだから
許されない想いと引き換えに
僕の命を捧げよう
僕に残された時間と
君に残された時間
わずかだが共に歩もう
泡のような夢
儚い物語を さぁ、もう一度
終わりなき物語を始めよう
運命の物語を・・・
『君が君でよかった』
第一話 夢の中の私と現実の僕
物語は始まった
百年前の終りの物語を
今、再び・・・
最初のコメントを投稿しよう!