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「一滴でもベロンベロンらしいです。見たことはないですが」
斎藤はんがベロンベロン……。
「わいは見たないで……」
山崎は顔をひきつらせた。
「だからハジメは、源さんと一緒に後片付けをする事が多いんです」
「へぇー」
なんや可哀想やなあ。
この宴会の後片付けなんて、絶対面倒くさい事間違いない。
「あー、あと、藤堂はんは?」
「平助はですねぇ……」
沖田が藤堂を探しだそうとしたその時。
「そうじぃぃいいいー!」
ぎゅむっ!!
「え!?へ、平助!?」
突然、藤堂が沖田に突進してきた。
そのまま沖田に抱きつく。
「え!?ま、まさか平助、お酒大量に飲んじゃったんですか!?」
沖田の顔が引きつった。
「あああどうしましょう山崎さん!とりあえず平助寝かせちゃわないと……!!」
「へ?」
沖田が慌てる。
そして――
「ふ……ふぇっ……ふぇえ……ふぇぅあぁああぁああぁああああん!!!!」
藤堂が、泣き出した。

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