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森の中には、1匹の狼さんが住んでいました。
「あー…腹減った」
肉体狼さんはさっきご飯を食べたところなのに、もはや腹ペコです。何て燃費が悪いのでしょう。
すると、彼の大きな耳に、人の声が聞こえてきました。
「ん?こんな森の中に…誰か来たのか?」
肉体狼さんはそっと耳をそばだてます。
『――どーんな♪リンチの時も絶対あきら・め・な・い♪そうさ♪それが♪生きてく上でのポリシー♪――』
((セーラー○ーン!?))
二人を振り分けるとポジション的にマーキュリーとジュピターでしょうか。
でもOceanイベの謎の男もマーキュリーだったので、ごっこ遊びをする際には争奪戦が必要かもしれません。(意味不明)
肉体狼さんは躊躇いながらも声をかけることにしました。
「なあ、そこの坊っちゃん!どこに行くんだ?」
「…怪我をした祖父の見舞いに行く途中だ」
「そいつは偉いな」
「靴も履かない獣風情が何か用か?悪いが俺は急いでるんだが」
青頭巾ちゃんは意外と上から目線でした。
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