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プシュー
バスが来た。
華「…コロコロ席変えるのも嫌だし…前の席に座ろ。」
早く家に帰りたい…あの人に会わずに帰りたい…
そう思ってもバスはなかなか動いてはくれない。
プシュー
-……やっと閉まった。
そう思って安心していると…
徹「華恋!良かった、いたんだね。」
あ…来ちゃった……
笑顔の徹とは反対に私の心は凄く暗くなる。
なんで…?
そんな私に気づかないのか徹は笑顔で話し掛けてくる。
徹「それでさ、…華恋?」
首をかしげて私の顔を見る徹。
徹「華恋?悲しい事でもあった?」
華「え?何で?」
悲しい事なんて何も無いのに…
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