スペシャルコース

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「…どうぞ」 「………」 この2人の会話はこれが精一杯だろう。 俺でさえも一分会話が持ったら上出来なほうだ。 で、今の部室の隅で人形みたいに微動だにせず、いつものようにハードカバーのページをひたすらめくり続けているショートヘアーで小柄な彼女がが長門有希である。 情報統合思念体かなんかに送り込まれた、なんとかヒューマノイドインターフェース?だったかな。 それがこの長門有希である。 簡単にいうと宇宙人ってやつだ。
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