ＳＨＢ

スペシャルコース

朝比奈さんは数ミリ長門の頭が動いたのを確認したあと、黙って長門のあとを後にした。
なんて律儀なお人だ。

そして俺と朝比奈さんは、いつものように古泉の持ち込んだボードゲームで暇を過ごしていた。
まぁ、ボードゲームといっても朝比奈さんはオセロくらいしかできないけどな。

ちなみに、古泉というのは…

「こんにちは…おや、邪魔だったでしょうか」

「ふん」

なんてわざとらしい。