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レイチェルは馬車に1時間程揺られ、何もない草原で馬車と別れた
「さて…これから何しようかな」
レイチェルは途方に暮れていた
すると
「ギャアッ!」
大きな鳥が空から爪を立てて降りてきた
「痛っ…!」
鋭い鉤爪に捕まれたせいか、レイチェルは肩に傷を負った
「やっぱり、楽な仕事じゃないみたいね」
レイチェルは痛む肩を押さえて言った
レイチェルは体制を立て直し、杖に魔力を集めはじめた
「電撃魔法、スパークリング!」
レイチェルは叫ぶと、鳥に向かって杖を振りかざした
杖の先からは雷の一閃がほとばしり、鳥に直撃した
「たしかあれは、イーグルだったっけ 聞いてたより力はあるんだね」
レイチェルはイーグルと呼ばれた鳥を眺めた
イーグルはレイチェルが放った電撃で息絶えていた
(…おいしいのかな)
レイチェルはイーグルの足を掴んで小さな麻袋に入れた
「食料にも苦労しそうだから、取っておいたほうがいいかな」
レイチェルは荷物の中に麻袋をいれた
「まだ始まったばっかりだからなー 少し練習していくか」
レイチェルは草原を宛てもなく歩きはじめた
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