CIRCLE1

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レイチェルは馬車に1時間程揺られ、何もない草原で馬車と別れた 「さて…これから何しようかな」 レイチェルは途方に暮れていた すると 「ギャアッ!」 大きな鳥が空から爪を立てて降りてきた 「痛っ…!」 鋭い鉤爪に捕まれたせいか、レイチェルは肩に傷を負った 「やっぱり、楽な仕事じゃないみたいね」 レイチェルは痛む肩を押さえて言った レイチェルは体制を立て直し、杖に魔力を集めはじめた 「電撃魔法、スパークリング!」 レイチェルは叫ぶと、鳥に向かって杖を振りかざした 杖の先からは雷の一閃がほとばしり、鳥に直撃した 「たしかあれは、イーグルだったっけ 聞いてたより力はあるんだね」 レイチェルはイーグルと呼ばれた鳥を眺めた イーグルはレイチェルが放った電撃で息絶えていた (…おいしいのかな) レイチェルはイーグルの足を掴んで小さな麻袋に入れた 「食料にも苦労しそうだから、取っておいたほうがいいかな」 レイチェルは荷物の中に麻袋をいれた 「まだ始まったばっかりだからなー 少し練習していくか」 レイチェルは草原を宛てもなく歩きはじめた
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