重めなキモチ

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「もぅっ! たぁっちゃ~ん! 聞いてんの?仁がぁ~」 久しぶりに親友から呼び出しがかかったと思ったら彼氏の愚痴聞かされて。 もう愚痴ってか、ノロケ?(笑) 赤西と付き合い始めてから俺の誘いなんて乗ってくれなかったくせに。 調子良すぎなんだよ、亀は。 とかなんとか思うけど、やっぱり大切な親友で。 亀に甘い俺(笑) でもコイツがこんなに幸せになってくれて良かった。 コイツも俺同様、人とはちょっと違う性癖。 この容姿から俺と同じような経験もしてる。 はっきり言って、赤西と亀は最初、ほぼナンパから始まった恋だったし、赤西なんてノンケだったし、物凄く心配だったけど、今2人とも凄く幸せそうで、そんな2人を見ると俺まで幸せな気分になってくる。 完全に出来上がった亀は突っ伏して寝てしまった。 ベタに"仁"とか戯言をほざきながら(笑) 俺にも亀と赤西みたいな恋愛出来るのかな? お互いがお互いに理解しあってて、 でもお互いしか見えてない。 第三者の入る隙間はないほどの恋愛。 てか、俺は今殺されるくらい誰かに愛されたいな(笑) .
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