クラブ×エレベーター

6/6
前へ
/105ページ
次へ
エレベーターの中一一 車内では運転に集中してたせいか気にならなかった、聖の息を吐く音、吸う音、微かに服がこすれる音にさえ敏感に耳が音を拾った。 ヤバい!! って思った時にはもう体が動いてて、聖の唇と僕の唇が重なっていた。 自分が何を喋ったかなんて全然わからなくて、ただ聖の体温はリアルに伝わった。 どうしよ!?って焦ってたら、背中に聖の手が回った。 「おっ、おれ………俺も………俺も田口のこと………す、好き…っ……好き…だよっ」 思いもよらない返事が返ってきた。 ねぇ、分かってるの? 僕は聖が全てなんだよ? ずっとずっと一緒にいてほしいんだよ? そんなドロドロとした思いは今は封印して、エレベーターの中で聖とのキスを楽しもう!! 聖、大好きだっ!! End
/105ページ

最初のコメントを投稿しよう!

894人が本棚に入れています
本棚に追加