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「たぁーらいまー♪」
リビングからでも明らかに酔っ払ってると分かるような声。
僕が駆け寄ると、あ、ミャー汰だぁと半開きの目で言ってた。
あ、『ミャー汰』っていうのはゆっちが提案した名前なの。
ゆっちが玄関でウトウトし始めた。
僕じゃ運べないからたっちゃんを呼びに行かないと!
「ミャー、ミャー(たっちゃん来て」
するとリビングからたっちゃんが出てきた。
「もー。何でコイツ寝てんの?」
ブツブツ言いながらたっちゃんはゆっちをリビングのソファに置いた。
「はぁー…」
今日何度めか分からない、たっちゃんのため息。
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