平成の世

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と思ったのに 「そうかー美優も嬉しいかぁ」 顔は見えないがきっとニコニコとしたアホ面だろう。 ってかどうしたらそんな風に聞こえる!! バコッ 「いってー!!」 私のクリーンヒットが彼の頭に当たりようやく解放された。 「私を殺す気かばかっ!!」 「いやいや嬉しくてさぁ」 「殺したら嬉しくても意味ないだろう!!」 「まぁまぁまだ片づいてないだろ?手伝ってやるから」 ニカッとおしみげのない笑顔に 「うん」 としかいえなくなってしまった。 海斗はわたしの唯一信じられる人……彼氏だから。 .
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