平成の世

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そう言った後は大変だった。 そんなことは意味がないだのする意味がないだの。 しまいには何でも買ってあげるわよなんて…… 私がほしいのは金じゃなく自由なのに…… だけど結局 「将来私もこの家をついだときに私がしっかり支えられるようにしたいの!! もっと世界を知ってお二人のように立派な人になりたいの」 という言葉にいい気になり承諾を得た。 この家をつぐ気なんて1ミリもないのに。 私は外面寂しそうに、内心ほくそ笑んで執事やメイドと両親たちがいるこの家を後にした .
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