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「ちょっと!また寝てるし!起きなさーい!」
誰だよ…ったく…。…って起こす人間は一人しかいないがな…。
俺は顔に乗せていた本をどけ、声の主を軽く睨んだ。
「お目覚め?」
セクシー派 雅(ミヤビ)
「なんだよ…また来たのかよ…」
「また来たのかよ…ってあなたねぇ…ここはあなただけの家じゃないでしょ?」
「はいはい、わかってるよ」
「まったく…玲(レイ)はいつもそうよねぇ…。頭脳派なんだったらもっとしゃきっとしなさい」
「…」
悪かったな。
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