第一幕:ここから始まる一枚看板

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ななよの場合は目覚めたその日に〇〇〇の仲介を受け、◇◇◇を呼び出し契約を行った。 目覚めたばかりのななよとしては、訳の分からない儀式と説明で契約など出来るか半信半疑であったが、召喚した◇◇◇のほうがななよを気に入り、すんなりと終わった。 気に入った理由は、現在も聞けずじまいである。 熟練者になれば召喚に時間はいらず。念じれた瞬間、呼びかけに応じ現れるが、今のななよの平均召喚時間は2分。 熟練にはまだ遠いが、一週間の短さではかなりの早さである。 「まぁこれ以上はもっと魔力の修行を積むか、時間をかけてデバイスと馴染むしかないね。日々精進だよ」 「了解です。日々精進します」 ななよは自分の隣に浮かぶ◇◇◇の方を見る。 「これからも宜しくです」 「御意」 騎士は静かに答えた。
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