Thousand minds

ファイン

セキネは行動に出た

玄関の見張りに何食わぬ顔で近づく

見張り１：
「そこの赤スーツ
　止まりなさい」

見張り２：
「ここは一般人の立ち入りを
　禁じている
　直ぐに立ち去れ」

セキネ：
「すみません
　Doll様に用があって」

見張り１：
「客人か…
　では身分証を」

セキネ：
「あぁ身分証ね

　身分証は『コレ』だ」

バン!バン!!