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セキネ:
「胸糞わりぃ…
店外へ放り投げろ」
自慢のスーツと
同じくらいの赤髪をかきあげて
セキネは雇ったばかりの
バイトの男に冷酷に命じた
バイトの男:
「セキネさん
口答えするようで悪いのですが
毎日毎日、殺し過ぎです…
この店はただでさえ客足が…」
セキネ:
「じゃあ…
てめぇも消えな」
バン!!バン!!……
再びセキネの拳銃が
火を噴いた
銃口から出た
細い煙りを見つめながら
セキネは呟く
セキネ:
「馬鹿な事言うなよ…
ここはロジックタウン!!
『無法の街』…なんだぜ?」
たったの1日でクビになった
バイトの男の屍に向かって―――
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