錬金術店-ヒンメル-

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  「おお、後でな」 師匠はけらけらと笑っている。こうやって人をからかうのが好きなのだ。 ところでアレとは――言うまでもなく錬金術の事だ。 錬金術を扱うには、基本的に国が発行する免許(ライセンス)がいる。 その免許のクラスが高ければ高い程、色々な材料を使う事ができるようになるし、国からの援助金を貰えたりする。 ただ、あまり下のクラスだと援助金も雀の涙みたいなものだ。
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