錬金術店-ヒンメル-

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  「師匠、起きて下さい」 少し体を揺する。 まだ少し夏の熱さが残るこの時期、師匠はいつも下着姿に近い服装で寝ている。 自分も年頃で健康な男の子なので、なんだ、その…………。 「師匠! いい加減起きて下さい!!」 雑念を振り払うように少し大声で呼びかける。 「ん~」 「師匠、早く起きないと、ご飯冷めますよ」
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