愛なんです、愛なんです、気づいたんです。

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『うまそおー❤』 お風呂からでてきたら 食卓にいっぱい料理が並んでた 早速座ってたべようとしたら こら、って首元を 猫みたいに引っ張られた 「風邪引くだろ、髪乾かしてから」 仕方なくソファーに座ると ブオォォとゆう風と共に おっきな手が 俺の髪をワシャワシャ 「あれ、今日は嫌がんないねー」 …そうなんだよ 今日は俺、おかしいの いつもはすごく嫌がるし いつもされてることなんだけどね なんでだろ…、 すっごく顔があついの。 顔あげたらそれがバレそうで… 何も抵抗できない。 「はい、食べてよし」 乾かし終わって 音がやむと小山のよしがでたから 席についてハンバーグに 手をもってった…けど。 『こやま』 「なにー?」 あからさま違う 小山と俺のハンバーグの量 『小山の少ないよ!俺大丈夫だよ、2個ずつ食べよ?』 「ふふ、まっすー」 あーん、とかいいながら 口あけて顔が近づくから 俺のを少しとって 口に入れてあげた 「あー俺、あーんされた❤嬉しい。もうお腹いっぱいだわ~」 これじゃ2個も食べらんないな~ とかわざとらしく言って 洗濯物畳み出した 嘘つき。俺知ってるもん 俺の大好きなものは 必ず自分より多く入れたり 自分のもらった お菓子なのに食べないで 俺がお腹すいたっていったら すぐくれるように残してあるのも 昔から全部知ってる。 こやまは優しいから ずっと俺を優先に考えてくれた 両親がなくなって 寂しい思いさせないように 親以上に愛情をくれる 俺がわがままって わかってるんだけど こうゆう小山が大好きだから すっごく好きだから ついつい甘えちゃうんだよ 『小山いいの?』 「いいの。腹ぺこさん、早く食べなさい、課題が残ってますよー」 こやまごめんね。 いつもありがとう。 .
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