モテキング・信二

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最終ページを読み終わった俺に、信二が尋ねてきた。 「ど、どうかな?僕的には34ページのサユリの表情なんか秀逸だと思うんだけど」  ばりっ。    厚い紙束が真っ二つに裂けて紙くずが散った。 「おーっといけない手がすべった」  しゃべる声も棒読みな俺。  信二は頭を抱えて叫んだ。 「僕の25日間んんんんんッ」
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