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「カートライル・フローラルは何処だ?」
ブレインは、リビングを見回す。
「君達の目的は、彼女なのか?」
―――君達。
全てを見通しているというわけだ。
「―――他に何がある。カートライル・フローラルを自由にしろ」
「随分な言い方だな。私は、フローラルを拘束したつもりはない。10年前、孤児院で拾ったフローラルを正規の方法で養子にした。此処で、私の養女として、自由に生きている。普通の養女と何ら、変わらない」
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