春夏秋冬

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  『樹…ごめ…ん。ごめんね。』   はじめて知った。   樹はちゃんと私を見てくれていたんだね。   見てくれたからこそ、私の前で携帯をいじらなかったんだね。   そんなことにも気づけないほど私は自分を見失ってた。  
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