一応親衛隊長です。

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まぁ、それも仕方がないのだろうが、今までの悪い評判を放っておいたあだが、今になって返ってくるとは。 「悪いが、犯人の子にも事情がある。出来れば穏便に、静かに済ませてやりたい。遠慮してくれないか?」 「俺たちがウルサいってのか!」 「そう言ってんのがわからない?」 那由多が喧嘩口調で男子につっかかる。俺、これでも荒波立てないようにしてたんだよ? 「みんな、心配してくれるのは嬉しいんだけど、これは僕の問題だから、今回は遠慮してほしいな」 「でも、姫……っ!」 「霧涼君は前と違って信用できる人だよ。大丈夫、何かあったら真っ先に君たちのところに行くから」 そう言われて、クラスメートたちは渋々引き下がった。たぶん、最後の言葉が決定打だったのだろう。 俺たちを引き止めた男子がこちらを見た。 「姫を傷つけたら承知しないからな」 「わかっている。ありがとう」 .
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