出会い

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(;'A`)「なんですか、えーと・・・垂眉さん」 (´・ω・`)「普通にショボンでいいよ」 俺の前で少し笑った後 この人はとんでもないことを言い出したんだ (´・ω・`)「よかったら、僕の車に乗らない?」 後ろにあるBNR-32を親指で差しながら、そんなことを言いだした ('A`)「・・・」 押し黙ってしまったのは、決して彼に対して呆れたわけではない 頑なにこの世界に入ることを拒む自分を、“口”ではなく“腕”で説得しようとしているのだ 彼は無意識なんだろうけど、自分にはそう感じられた そして ('A`)「・・・はい」 こんなにも素直に「はい」と言ってしまった自分に呆れた (´^ω^`)「それじゃいこうか」 ショボンは車のドアを開ける。もちろん運転席の 「うらやましいお・・・」 というブーンの嫉妬の声を尻目に、俺は彼のBNR-32に乗り込んだ
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