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(´・ω・`)「オヤジさんが亡くなったのも、ちょうど六年前か・・・」
川 ゚ -゚)「・・・」
それを聞くとクーはまた気だるそうに卓袱台に突っ伏した
長髪の一部が、ダラリと肩から落ちる
川 - )「む゛ー」
奇声をあげ、腕を伸ばす
それを見てまた僕はため息をつく
川 - )「そうやってため息ばっかりついてると、幸せが逃げるぞ」
(´・ω・`)「誰が逃がしてると思ってんの?」
川 - )「・・・」
するとクーは顔だけを動かし、こっちをみた
(´・ω・`)「ん?なんだい?」
どうせ意地でもはるんだろーな
なんて思ってた僕には、考えもつかないことを、クーは聞いてきた
川 - )「なー、ショボン」
(´・ω・`)「んー?」
川 - )「・・・私は、誰から許してもらえればいいんだ?」
(´・ω・`)「・・・」
川 - )「誰が・・・私を見てくれるんだろうな。」
(´・ω・`)「・・・」
答えられずミャーの鳴き声に耳を傾ける自分を、つくづくダメな義兄だと罵った
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