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気付くと俺は美咲と手をつないで走っていた
「あ…えと…ゴメン」
俺はとりあえず謝った
美「いいよ別に 」
俺は気付いた、美咲のことを好きなのかもしれない、と
「ふぅやっと屋上についた…」
美「着いたはいいけど何するの?」
「う~ん とりあえず寝る」
これしか言えなかった
美「なんか圭介らしいね」
「まぁ俺は俺だからなぁ」
屋上のど真ん中で大の字になって寝転がった
まぶしい
「美咲~」
美「なぁに?」
何で呼んだか自分でもわからない
「美咲は今好きな人いる?」
好きかもしれない
だから聞いてみた
美「な、なによ いきなり
一応いるけど… 何で?」
「何となく聞いてみただけ~」
誰だろう…
少し気になるな
美「じゃあ圭介はいるの?」
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