序章

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通学路を歩いていると前には親友の橋本航輝が眠そうに歩いている 俺は走りながら航輝をよぶ 「航輝~」 気付かない… もう一度さらに大きい声で 「航ぉ~輝ぃ~」 さすがに気付いた 航「んぁ…なんだ圭介か…」 「悪かったな俺で。」 と笑いながら言うと 航「ホント悪かったよ…後ろ見ろ後ろ。」 なんだか機嫌がわるい 言われるがままに俺は後ろを見てみた… 機嫌が悪くなるのも納得だ 後ろにいるのは学校で美少女四天王の内の1人 篠田 美里がいたからだ 「ゴメン、よし俺は先に行くぞ。」 といいながらも少し走って隠れて見るつもりだった 航「サンキュー さすが親友。」 といい抱きついてきた 「やめろ マヂでキモい…それに美里が見てるよ…」 航輝が後ろを向いた瞬間俺は走り出した 「今日は楽しみだ。」 独り言を呟きながら学校前の家のかげに隠れた 航「お、おはよ。」 かなり緊張気味で美里に言うと 美「おはよ どうしたの?」 航「な、何が?」 俺は馬鹿馬鹿しくて笑ってしまった 美「なんか緊張してない?」 俺はそりゃ航輝だったら緊張するわな と思いながら隠れて見ている 航「好きな人が近くにいたら緊張するよ。」 とは言えずに 航「そ、そうかな?緊張してないんだけど…」 明らかに緊張してるぞ航輝… 俺は呟いた 美「まぁいっか あっおはようごさいま~す。」 気付けばもう学校についていた 「航輝君…君はいつになったら美里と普通に話せるんだ?」 俺は教師みたいにいった… 航「うるせぇ お前もだろ。」 こんな他愛なもない雑談をしながら教室にはいる
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