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「ほら彰子早くしなさい」
「ちょっと待ってて」
そういって鏡を覗き込む
うんよし髪は変じゃない
「良い感じの学校ね」
「そうだね」
現在08:45 社長から少し早く来てねといわれたがその社長が見当たらない
「あっいたいた。彰子」
「あっ社長遅いですよ」
「はじめまして。いつも彰子がお世話になってます」
「いえこちらこそ助けてもらってます」
「この娘がお前自慢の彰子ちゃんか?」
「そうだよ。彰子こちら理事長の藤浪晃よ」
「よろしくお願いします」
「こちらこそ」
「てかいいの?理事長が式抜けて」「構わんよ。ここの生徒会長は使えるから」
「そう?ならいいけど」
「とりあえず彰子はクラス確認したら?もうすぐ集合でしょ?」
「え?」
集合09:30 現在09:15
「結構いい時間ね」
「行ってきます」
「うん。こけるなよ」
「こけません。お母さんいくよ」
「失礼します」
はぁのんびりしてるんだからホント
「えっと成沢、成沢っと」
あった一組
急がないと
タタッ
ふぅなんとか間に合った
ガラッ
クラス内の視線が集まる
いやだなぁと思いながら席を探す
席はランダムらしく彰子は窓側の1番後ろという最高の位置だった
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