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「ねぇ彰子?」
「なに?」
「明日の放課後暇?」
「明日、ですか?」
確か仕事は今度の月曜までオフだったはずだ
「えぇ暇ですよ?」
「ホント?なら遊びに行かない?」「良いですよ」
「やった。」
「何するんですか?」
「ん~カラオケとかかな?」
「わかりました」
久々に友達とカラオケ楽しみですね。
「おまえら席つけよ」
「やばっじゃ彰子また後で」
そういって自分の席にもどる
「じゃぁ最後に連絡ね?」
担任の晴香先生がそういって私達を見る
「毎年一年生からも生徒会の役員を出しているのだけど、今までと違って選抜から一人ずつ選出しなければいけないの。誰か立候補する人いない?」
やはり誰もあげようとはしない
彰子とてやりたい気持ちはあるのだが如何せん仕事が邪魔をする。
「いない場合は私が勝手にきめるわよ?良い?」
それでも誰も動かないようだ
「じゃあきめるわよって誰もいなかった場合はクラス一位なんだけどね?」
「え?」
思わずそういってしまった
いやだか言ってしまうのも仕方ないだろう
「じゃぁよろしくね成沢さん?」
「・・・・・・はい」
渋々そう答えた。
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