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「ピン…いや、怪我はありませんか?」
思わず変なことを言いそうになってしまったが、なんとかそれを抑え、怪我はないか聞いてみた。
「大丈夫。それじゃ急いでるから」
そう言うとそそくさと少女は走り出してしまった。
綺麗だったな、今の人……
って時間がヤバい! 急がなきゃな!
オレは自分も急いでいたことを思い出し学校に向かって走りだした。
時間ギリギリで何とか間に合い職員室に行き、担任の先生に会った。
担任の先生は30前後であろう男の人だった。
「それじゃHRのときに呼ぶから廊下で待っててくれ」
と先生に言われたので廊下で待っていると遂に先生に呼ばれた。
「それじゃ入ってきてくれ!」
先生の指示があったのでオレは緊張しながらも教室に入った。
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