2.イギリス

46/50
前へ
/637ページ
次へ
その後は今後の計画を決め、会議は終わったかのように見えた。 ―だが、 キィィィンと耳を塞ぎたくなるような甲高い音が宮殿中に響き渡った。 ???「はぁーい♪ 夜分遅くにすいませーん」 アリス「…誰? こんな声の人うちにはいないわよ?」 エリア「侵入者!? ちょっと放送室に行ってきます!」 ???「手短に用件を言いまーす♪」 放送している女性はマイペースに続ける。 ???「この世界のためにぶっ殺されろ! 赤城冬夜ァ!」 アリス「まさか…『四使徒』!?」 ???「とは言っても、ここじゃ無関係な人巻き込んじゃうしー、場所変えよっか♪ 私だって一般人をむやみに殺したくないんでね。 そうだねー、街外れの噴水の広場、そこに今から10分以内に来てね? 0.1秒でも遅れたらこの街沈めるからよろしく♪」 カノン「いくら何でも早過ぎる…」 アリス「冬夜ちゃん…」 冬夜「俺は…」
/637ページ

最初のコメントを投稿しよう!

264人が本棚に入れています
本棚に追加