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―町外れの広場
広場の中心に人影が一つあった。
???｢さてあと3分ね…｣
時間を確認し女性は呟く。
やがて遠くからバイクの爆音が聞こえだす。
音はどんどん近付いて来て、一台のバイクが広場にやってきた。
法律を無視した3人乗りで。
冬夜｢『四使徒』！俺はちゃんと来たぞ！｣
???｢お利口さんだねー♪
ちゃんと殺されに来てくれたんだもんね？｣
雲が流れたことで月明かりが女性を照らした。
短い金髪にダークグリーンで統一された服装。
耳には十字架のピアスが左右に一つずつついている。
???｢一応名乗っておこうか？
私は裏ローマ組織所属、『四使徒』の一人。
聖マルコの従者アルテよ。
よろしくね♪神の敵さん？｣
冬夜｢イギリス組織『理不尽な苦痛』所属の赤城冬夜だ。
普通科の高校に通う普通の男子高校生だ。
趣味はデュエル。よろしくな、神に選ばれたとかいう人｣
アルテ｢中々面白い自己紹介ね？
今度から私もそうしようかしら？｣
冬夜｢俺が先駆者だから駄目だな｣
アルテ｢先駆者を殺せば問題ないわよ♪｣
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