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―アリスとカノンはグリフォンに注目していてある事に気付いていなかった。
冬夜の背中から漆黒の翼が数秒間生えていたことを―
アリス「…はっ!?カノンちゃん急いで帰るわよ!
冬夜ちゃんの手当をしなきゃ!」
カノン「え…あ、はい!」
二人ともグリフォンの威圧感に押し潰されて思考回路が数秒間止まっていた。
カノンとアリスの間に冬夜を座らせ、アリスがカノンの腹まで手を伸ばすことで冬夜を固定した。
バイクは来た時と同じように爆音とともに夜の闇に消えた。
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