俯瞰天国と弾ける陽気

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――――………… 「……それで乗ったんちやね?」 「うん……」 「アホたれかよ…」 「申し訳ない…」 「ま、仕方ないんじゃない?どちらにしろ、落窪さんはその提案を強引に押し切ったと思うしね。普通に考えたら、そんな簡単に大事な話を聞き逃さないと思うけど」 「浮かれてました、すいません…」 「「「まったく……」」」 本当に、ごめんなさい! だからそんな呆れた目で見ないで! 昼休み終わって、体育の時間。 僕と剛君、一二三に常道は反省会(主に僕の)を開いていた。 違うクラスの一二三がいるのは、体育が全クラス合同男女別で行うからである。 いつもは二クラスまとまっての授業だが、これから体育祭までは全クラス合同らしい。 微妙に運営側のやる気を感じる僕であった。 「なーに自分の世界にゴーイングなうしてるちや」 「いいじゃないか、妄想は一人で守れる唯一の個人情報だぞ」 「知らんちや、んなこと」 さらに呆れられた。 僕、可哀想。 人間的に。 「大賀、勝ち目はあるのかい?相手はあの落窪 零なんだよ?」 「あぁ、世代最強なんて微妙な言われ方されてるが、実際の実力はあのシンフォニアの連中にも肩を並べるらしいかよ」
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