第一章 傷だらけの天使。

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……お母さん、ごめんなさい。 生きろって言ってくれたのに、守れなくてごめんなさい。 でも、お父さんもお母さんも突然いなくなって、私はどうやって生きたらいいかわからなかったの。 自ら命を絶った後はどうなってしまうのだろうか。 ……さっきまで感じていた氷のような冷たさは感じない。 むしろ、体に温もりを感じる……。 ……もしかして私……天国にいけた……?
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