第一章 傷だらけの天使。

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「えっ!?」 恐る恐る声がする方を向こうとする。 「こっちを向くな。今お前の髪を洗ってるところなんだから」 そう言えば、さっきから頭わしゃわしゃされてる……。 私……知らない人にお風呂に入れられているの……? 何これ、どういうこと? 私は、とりあえず自分の置かれた環境を確認するため、あまり首を動かさない程度に周りを見渡した。
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