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そんなこと想いながら、日々過ごしていた。
秋になり、大学に入ってから知り合った男友達から告白された。
私はふと、高1の秋を思い出した。
思わず涼を振ってしまったシーンが頭をよぎった。
私は、同じ過ちを繰り返したくない、と思った。
自分の気持ちがあやふやなのに、OKしてしまった。
彼氏は優しかった。
面白いし、楽しい日々が続いていた。
でも、心のどこかで彼を好きになっていくことが…、涼以外の人を好きになることが嫌だった。
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