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なぜなら。
根気だけでハゲの頭皮に
ギリギリつかまっていた髪が……
毛根なんてとっくに退化した髪が……
頭を振り乱した衝撃で……
ついに………
長年住み着いた頭皮から…………
旅立ったのだから…………………。
しかも………
3本も………………………。
髪を学校に例えましょう。
都会の生徒が沢山いる学校では
たった3人生徒が辞めようと
なんの問題もありません。
ですが。
田舎の分校など全学年6人の学校では??
3人が辞めれば、
全校生徒が3人になってしまう……。
そんな感覚でした。
ハゲの頭周辺から
ハゲの遺伝子が組み込まれた毛髪が
ひらり
ひらり……と床に……落ちた。
「あははははははっwwww」
「抜けたよー、カミノケwww
大丈夫ー?????wwww」
「まぁ、それだけしかないんだし
ちょっとなくなっても同じみたいな??」
「うけるーwwwどれだけ毛根弱ってんの
頭振った位じゃ普通抜けないよwww」
「やーんカワイソーwwww」
まままままままましんがんとーくwww
全校生徒誰もが
気を使って振れる事のできなかった
ポイントを
ダイレクトで突いた揚句、
えぐりにえぐる花園。
恐ろしい…………
怖いモノ知らず……
いろんな語句が
私達2人の頭を駆け巡っていた。
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