ロボボロ

Parts1. 真実

西日が差す教室。

知らない間に教室は、
あたしと彼女だけだ。

「とりあえず、行かないと帰っちゃうよ、北山くん。」
「うううう、、、」

帰られるのは困る。

もう今朝のようなヘビー級の緊張感は味わいたくない。

まぁ、今も十分ヘビー級なのだが。

「・・いってくる。」
「よし、いけ。ワタシも帰る。」
「ええええ！！」