Parts1. 真実

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鞄を持ち立ち上がる彼女につられて、思わずあたしも立つ。 「お。動いたね。」 「か、帰るって!待っててくんないの!?」 当然待っていてくれると思っていたから、動揺が隠せない。 と、いうか予想。 「うん。見たいテレビあるし。」 「友だちの一大決心なのに!? 」 そう、仮にも友だちの告白だとういうのに。 「あのね、」 「?」 ポン、肩に置かれる彼女の手。 「ワタシがいても、いなくても結果は変わらないの。」 ・・正論。 「それじゃ、ワタシいくね。また明日~」 「え、あ、ちょ、ちょっと!!!」 我が友人ながら、 クールすぎる。
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