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鞄を持ち立ち上がる彼女につられて、思わずあたしも立つ。
「お。動いたね。」
「か、帰るって!待っててくんないの!?」
当然待っていてくれると思っていたから、動揺が隠せない。
と、いうか予想。
「うん。見たいテレビあるし。」
「友だちの一大決心なのに!?
」
そう、仮にも友だちの告白だとういうのに。
「あのね、」
「?」
ポン、肩に置かれる彼女の手。
「ワタシがいても、いなくても結果は変わらないの。」
・・正論。
「それじゃ、ワタシいくね。また明日~」
「え、あ、ちょ、ちょっと!!!」
我が友人ながら、
クールすぎる。
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