プロローグ

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「逆らっただけで・・・」 「刀牙!」 今まで無口だった老人が口を開き怒りながら若者の名を言う。 「先生・・・」 「悪法もまた法なり。私は法を犯した。だから処刑されるのだ!」 「し、しかし・・・」 「人々が法を守ってこそ国家が成り立つのだ!どんな理由があろうと絶対に法を犯してはならぬ! だが刀牙よ あえて問う!それでも悪法に泣く民を救わんとすれば何とする?」 「・・・それは」 刀牙は答えようとするが2人の兵は剣を振り上げる 「・・・・」 剣は振り落とされ蒼真の体を斬り裂く
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