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オレは目の前の怪力男女を見てみる。
見た感じはすごい華奢。茶色の髪の毛を後ろでポニーにしていて、多分茶色は自毛だと思う。何となく。
目つきが少しきつくて何だかクールビューティって感じ。
マリ「ねぇ。それで君は誰なんだ?」
突然彼女が口を開いたので、オレはとっさに違う所に目線を逸らした。
あ、今自己紹介を迫られてる……
こういうのは最初が肝心だよな。
オレ「オッス、オラ今日きた転校生だ!座右の銘は他力本願かな?まぁ今一番言いたいことは………わっしょい?」
マリ「……ふぅーん。私は飛田麻里(トビタマリ)。皆からはまりっぺって呼ばれてるよ」
ちょっ………
完全に無視やん。
オレ「そ、それでさ……」
マリ「あ、あんたもまりっぺって呼んでいいよ?」
二人称が君からあんたに変わってるね。
オレ嘗められた?
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