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マリ「無駄よー。毎年こんな感じだもん」
オレ「知らん!」
オレは扉に手を掛けた。
マリ「ま、待ってよ!!無駄だって言ってんじゃん!!何でそんな頑張んの!?」
オレ「無駄とか関係ねぇよ……。
どんなことでもよ、どうせやるなら命懸けたいね、オレは」
マリ「……は?」
麻里はつい笑ってしまった。
太郎があまりにも真剣な顔をしていたから……。
しかしそれは、馬鹿にした笑いでは無く…、
オレ「じゃ、オレ行くから」
マリ「……ちょっと待って。だから何であんたそんな頑張るの?」
オレ「何でって……、全力でやった方が楽しいじゃん!」
太郎の純粋な気持ちに打たれ笑ったのだ。
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