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壊 「ここは?」
俺が目を開けると、そこには自然が広がっていた。
壊 「天国?地獄?辺境地帯?」
さっきまで家でわらび餅を食べて、寝ていたはずなのに・・・。
壊 「とりあえず、あの紅い建物を目指そう。」
俺の視線の先には紅い色をした屋敷が見えた。目指す理由は目立つというだけではない。何故かこの屋敷・・・の外に強力な気を感じるからだ。
壊斗移動中~
結構歩いたが一行に着かない。
道中「そうなのかー」と連呼する少女に絡まれたが和菓子をあげ、お引き取りを願った。
しかし、作戦ミスだった。少女は俺に懐いたのか知らないがずっとついて来るのだ。
そして、今に至る。
壊 「君の名前は?」
? 「名前を教えて欲しいなら、そちらが先に名乗るものでしょ?」
くっ!筋が通っている。
壊 「確かにそうだな。俺は断 壊斗。よろしく。」
? 「そうなのかー。私はルーミア。よろしくね、カイト。」
壊 「ああ、こちらこそ。」
なんか奇妙な娘だけど、友達が出来てよかった。
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