00 幻想郷

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壊 「ここは?」 俺が目を開けると、そこには自然が広がっていた。 壊 「天国?地獄?辺境地帯?」 さっきまで家でわらび餅を食べて、寝ていたはずなのに・・・。 壊 「とりあえず、あの紅い建物を目指そう。」 俺の視線の先には紅い色をした屋敷が見えた。目指す理由は目立つというだけではない。何故かこの屋敷・・・の外に強力な気を感じるからだ。 壊斗移動中~ 結構歩いたが一行に着かない。  道中「そうなのかー」と連呼する少女に絡まれたが和菓子をあげ、お引き取りを願った。 しかし、作戦ミスだった。少女は俺に懐いたのか知らないがずっとついて来るのだ。 そして、今に至る。 壊 「君の名前は?」 ? 「名前を教えて欲しいなら、そちらが先に名乗るものでしょ?」 くっ!筋が通っている。 壊 「確かにそうだな。俺は断 壊斗。よろしく。」 ? 「そうなのかー。私はルーミア。よろしくね、カイト。」 壊 「ああ、こちらこそ。」 なんか奇妙な娘だけど、友達が出来てよかった。
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