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僕が
サイゴの心拍をするとき
一体何を思うのだろう
後悔?恐怖?
いや違う
眠りたい 帰りたい
そう思うだろう
現実世界で
擦り減らされ続けた魂は
くたびれ灰塵と化した
もう十分 もう十分何だ
ふと振り返ると
無駄なことが
たくさんあった
いつも
僕の方位磁石(コンパス)はキョロキョロと
でも こうして
皆と同じ場所に
たどり着いた
安心感に満たされた
あぁ
僕が
サイゴの心拍をするとき
一体何を思うのだろう
君とまだいたい?
いや違う
絶対思わない
絶対思わない
君の伝えた言葉と
僕の伝えた言葉は
互いに在る
それだけ
それだけで十分だ
ふと横を見ると
君が泣いてるのが見えた
色んな涙が僕の心を浸す
ひたひたと
そう これで
君は僕と一緒にいられる
安心感に満たされた
あぁ
君は起きてるから
大きな声で歌って
僕も起きてよう
光が消えるまで
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