序章

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『ハッ、ハッ』 『一本ー』 あぁつまんない なんでこんなに皆弱いのだろう 家には待ってくれている人はいない あたしをもとめてくれているひとはいない 人は皆、あたしをいいように利用するだけ 誰一人信じれない はぁつかれた 『おぃどこにいくんだ⁉』 『休憩ですよ。それ位の時間いいですよね?』 『あぁ早めにもどるんだぞ』 あたしは学校の屋上にいきてすりにすわった あぁなんてきれいな空なんだろう 人の心とぜんぜんちがう 清く綺麗な空… ふと下をみる 『たかいな…』 ココから落ちたらあたし死んじゃうかな? あたし…生きている意味がない… なぜあたしは生まれてきたのだろう もういやだ 『そろそろ戻らなきゃ…』 あたしがてすりから降りようとした瞬間ものすごく強い風が吹いた… 『きゃっ』 あぁあたしは落ちている このまま死んじゃっても誰も悲しまない… ならいっそ… あたしは肩にかけていたバックを強く握る つまらない人生は飽きた… さよなら…あたし…
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