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長く美しい髪を春風で靡かせ、透き通った綺麗な声を宙を舞う桜の花弁と共に ちる に送った。
志織「今日から高等部ね。まぁ、今までとあんまり変わらないだろうけど。」
ちる「そうね。」
志織「あ、高等部ではそういうキャラでいくんだ。」
二人は今年羅染学園中等部から高等部に上がった一年生。初々しい制服姿の二人はクラスのロリ担当とお嬢様担当になるだろう。
ちる「そういうキャラって?」
志織「ちる、小等部の頃は怒りっぽくてツンツンしてた。でも、良く甘えてきたなぁ。中等部の頃は変な事ばっかり言って何かと通信してるみたいだったよ。」
微笑みながら彼女は昔の ちる を語る。
そんな彼女の微笑んだ顔はまるで天使のように眩しい。
ちる「趣味だからね。」
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