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クールに行く、と言う ちる。
すかした感じは背伸びした小学生のようだ。
ちる「でも、志織のなって欲しい私があったら今からなるよ。」
志織「え?うーんと、じゃあ・・・。」
少し考えて、それじゃあと志織。
志織「小等部より前の明るい ちる がいいな。」
ちる「ん、わかった。」
そう言った瞬間、 ちる の雰囲気は既に変わっていた。
ちる「いやぁ、実は迷ったんだよぉ。クールに行くか明るく行くかさぁ。こっちの方が気を張らなくてらくぅ。」
クールに決めてた雰囲気から、なんだかバカっぽくなってしまった。
ふふっ、と笑う志織。
志織「やっぱり明るい ちる が一番可愛いよ。」
ちる「えー、志織には勝てないってぇ。可愛いし綺麗だし頭良いしぃ。運動も出来るしねぇ。才色兼備?文武両道?」
二人の成績は天と地の差・・・
という訳ではないが志織は常に成績はトップだった。
ちる は彼女に勉強を教えてもらっているので、それなりに頭に入っているらしい。
ちる「おっ、見えてきたぁ。懐かしや我が学園。」
志織「たった二週間来なかっただけでしょ。」
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