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イグニール「それで…お前の村は何処にあるんだ?」
アリス「何処って…目の前?」
イグニール「いや…俺の目の前に在るのは大都市なんだが?」
アリス「私のムラだよ?」
イグニール「ム、ムラ…?」
アリス「そ♪大都市ムラだよ!」
イグニール「む、村とムラか…それで何処に降りればいいんだ?」
アリス「できれば街の真ん中に降りて下さい。」
イグニール「だ、大丈夫なのか?大騒ぎだぞ?」
アリス「王兵が来るので丁度いいんです。」
イグニール「王兵ねぇ、(こいつ貴族か?)」
とりあえず、街の真ん中に降りることにした。
すると、当然…
人「ど、ドラゴンだ!?」
人「た、助けてー!」
人「王兵に連絡を!!」
街人、大パニック。
少しして王兵が現れた。
王兵「ど、ドラゴン!ここはお前の来る場所ではない!早急に立ち去れ!」
イグニール「なぁ、アリス。王兵ってのは皆こんなか?」
目の前にいる王兵は17~8歳くらいで、冒険者の初期武具。なにより15人位しかいない。
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