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目を触るケーコの手を掴む。
真鍋「左目がね。でも大丈夫だよ。ただ、次殴られたりしたら、その衝撃で失明しちゃうかも?…まぁ、殴られる前にヤっちゃうけどね。」
掴まれた手の親指で、真鍋の拳骨の部分を撫でるケーコ。
男らしい真鍋の拳を触れ、ケーコも徐々に真鍋の魅力に惹かれだす。
ケーコ「強いんだぁ…。」
真鍋「そっ!でも今は自分からは、やんないよ。」
ケーコ「良かった!」
揺れかけているケーコの女心をジラし、真鍋は意地悪な質問をする。
真鍋「なんで、良かったの?」
するとムッとして軽く真鍋を突き飛ばすケーコ。
しかし、掴んだ手は離さない真鍋。
ニコッと笑い真鍋の手を引っ張り、どこかへ連れて行こうとするケーコ。
真鍋はケーコに手を引っ張られ、後を付いていく…。
行き先はトイレだ。
トイレに行くまでの間、何度も真鍋の方を振り返り、笑顔で誘惑する素振りをするケーコ。
人目も気にせず、トイレに入っていく二人。
ドアを閉めた瞬間、強く抱き合い、熱いキスを交わす二人。
フロアでは、ガンガンと大きな音が鳴っている…。
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